映画「あのコはだぁれ?」怖さレベルMAXのあらすじ・恐怖ポイントを解説!

ホラー映画ファンよ、2024年の真夏に現れた新たな恐怖を体験する準備はできているか?

清水崇監督が再びホラー界に衝撃を与えるべく放った一撃、その名も「あの子はだあれ」だ!

日本のホラー映画史に名を刻む名作『呪怨』を生み出したあの清水監督が手掛けた新作であり、しかも舞台はなんと夏休みの補習授業中の教室だ。

このシンプルでありながらも閉塞感が漂う設定が、どれほどの恐怖を生み出すか想像できるだろうか?

「あの子はだあれ」はただのホラー映画ではない。これは視覚と聴覚、そして心理を極限まで追い詰める恐怖の結晶だ。

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この記事では、そんな「あの子はだあれ」の魅力を徹底的に解剖していく。

■映画「あの子はだあれ」のあらすじ

引用:映画『あのコはだぁれ?』公式サイト

君島ほのか(渋谷凪咲)は、恋人・悠馬(染谷将太)を交通事故にあうという悲劇に見舞われたばかりの臨時教師だ。

事故は異常なほど謎めいており、悠馬の身体は自販機の下に突っ込んでいた。

彼を助けようとした際、ほのかは自販機の下から彼女の手を引っ張る“謎の少女”の存在を感じる。

その少女が何者か?そして、何故彼女がそこにいたのか?この疑問が、物語の始まりを告げる。

ほのかは、新しい学校に赴任し、夏季補習で3年2組を担当することになる。

彼女が迎えた教室には、生徒たちが6人待っていた。

しかし、その中に“存在しないはずの生徒”が混じっていることに気づいた時、すべてが狂い始める。

■映画「あの子はだあれ」 作品情報

  • 監督:清水崇(『呪怨』『犬鳴村』など数々のホラー作品で有名)
  • 脚本:清水崇、角田ルミ
  • 主演:渋谷凪咲(NMB48の元メンバー、映画初主演)
  • 出演:早瀬憩、山時聡真、荒木飛羽、今森茉耶、蒼井旬
  • 公開年:2024年

この映画は、清水監督がこれまで築き上げてきたホラーの要素を集約させた最新作だ。

「教室」という身近な場所が舞台ながら、そこに潜む異常さが徹底的に描かれている。

観客は、いつ何が起こるかわからない緊張感に、最後まで気を抜くことができない。

■映画「あの子はだあれ」の恐怖ポイントTOP5

  1. 教室という密閉空間の恐怖
    引用:映画『あのコはだぁれ?』公式サイト

    教室という誰もが一度は経験したことのある空間が、清水監督の手にかかると、こんなにも恐ろしい場所になるのか!という驚きを味わえる。
    視覚的な閉塞感と心理的な圧迫感が、観る者をじわじわと追い詰めていく。

  2. 不気味な歌が持つ不安感
    授業中に突如として歌い出す生徒・高谷さなの存在が不気味極まりない。
    このシーンは、音楽が持つ恐怖の力を再認識させる。
    普段何気なく聴いている音楽が、ここでは一転して恐怖の象徴となるのだ。
  3. “あのコ”の存在感
    引用:映画『あのコはだぁれ?』公式サイト

    実体のない存在が巻き起こす恐怖ほど不気味なものはない。
    見えない何かがそこにいるという恐怖が、観客の背筋を凍らせる。
    「見えないけど、感じる」という不気味さが、この映画の一番の醍醐味だ!

  4. 謎の少女と過去の事件
    現実世界と過去が交錯する中で、明らかにされる“あのコ”の正体。
    そして、彼女にまつわる過去の忌まわしい事件が、徐々に浮かび上がってくる。
    この謎解きの過程そのものが、恐怖を倍増させる。
  5. 視覚と音響の融合
    引用:映画『あのコはだぁれ?』公式サイト

    清水監督の真骨頂とも言える視覚と音響の絶妙なバランスが、本作でも遺憾なく発揮されている。
    特に、「死の音」をテーマにした音響効果が、観客の心にダイレクトに響き渡り、恐怖を倍増させる。

■映画「あの子はだあれ」キャストの魅力

まずは、主演の渋谷凪咲だ。NMB48出身であり、バラエティでも人気を誇る彼女が、ホラー映画でまさかの大抜擢を果たした。

その明るいイメージとは一線を画すシリアスな演技で、臨時教師・君島ほのかの葛藤や恐怖を見事に表現している。

彼女の繊細な演技が、映画のリアリティをさらに高めているのだ。

しかし、特筆すべきは山川真里果が演じる母親の恐怖だ!

彼女の演じる役は、生霊として現れるシーンで、観客の背筋を凍らせる。

「私の赤ちゃん、どこ?」と繰り返し問いかけながら彷徨う姿は、単なるホラーではなく、精神的な狂気を感じさせる。

母親役の狂気と悲しみが入り混じった演技は、この映画の恐怖を一段と引き立てている。

映画「あの子はだあれ」監督の魅力

清水崇監督は、日本ホラー界の巨匠だ。

彼の作品は、ただのジャンプスケア(驚かせる演出)では終わらない。

清水監督のホラーは、視覚的な恐怖と心理的な恐怖が完璧に融合していることが特徴だ。

『呪怨』でも見られた「日常の中に潜む異常性」が、『あの子はだあれ』でも徹底的に描かれている。

彼の演出は非常に緻密であり、観客をじわじわと追い詰める。

その結果、物語が進むにつれて観る側の心理に深く刻まれていく。

特に、今回は“音”を使った恐怖の表現に注目だ。

音響効果を駆使して、日常の何気ない音すらも恐怖に変えてしまう技術は、さすが清水監督と言わざるを得ない。

■映画「あの子はだあれ」主題歌の魅力

映画の恐怖をさらに倍増させるのが、ヒグチアイが歌う主題歌『誰』だ。

この曲は、映画のテーマと完全に一致しており、歌詞が「誰?誰?」と不気味に繰り返される。

その不安定なリズムとメロディが、映画の不穏な空気をそのまま音楽に変換している。

特に、映画の中で流れるピアノの旋律が主題歌とリンクしており、映画を観た後にこの曲を聞くだけでぞくっとするほどだ。

映画「あの子はだあれ」の感想・レビュー

映画「あの子はだあれ」の感想・レビュー
引用:映画ナタリー公式

『あの子はだあれ』は、恐怖の詰め合わせセットだ!

教室という日常的な空間が、あれほどまでに不気味な舞台になるとは想像もしなかった。

何よりも、「見えない存在」がジワジワと近づいてくる感覚が、観客を心底震え上がらせる。

これは単なるホラー映画ではなく、人間の深層心理にまで訴えかける精神的な恐怖が詰まっているのだ。

観た後に感じるのは、ただの「怖さ」ではなく、「忘れられない不安感」

何気なく振り返るだけで、背後に誰かいるのではないかと思わせるような心理的な後遺症が残る。

恐観客は次に何が起こるか予測できず、全編を通して張り詰めた緊張感を楽しめるのだ。

絶叫上映について

ホラー映画の新たな体験として注目を集めているのが「絶叫上映」だ!

『あの子はだあれ』でもこの形式が採用されている。

通常の上映では得られない、まさにライブ感覚の恐怖体験ができるのがこの絶叫上映だ。

上映中、映画とシンクロするかのように、“あのコ”が不規則なタイミングで劇場内を徘徊する。

観客が驚き、叫び声を上げるのは当然のことだが、それだけではない。

何の前触れもなく、あなたの座席の背後に現れるかもしれない存在に、観客は全員が一瞬たりとも油断できない。

スクリーンだけではなく、劇場全体が恐怖の舞台になる感覚を味わえるのだ!

心臓の弱い者は参加を控えるべきかもしれないが、ホラーを愛する者なら、この体験を見逃す手はない!

■「あの子はだあれ」好きにおすすめの映画TOP3

  1. 『呪怨』(2002)
    清水崇監督の代表作であり、日本ホラー映画の金字塔。
    独特の恐怖感と映像表現が今も色褪せない名作だ。「あの子はだあれ」を楽しめたなら、この作品も見逃せない!
  2. 『リング』(1998) 日本ホラーの名作と言えばこの作品。
    ビデオテープを巡る恐怖の連鎖が、観る者のトラウマを刺激する。
    シンプルでありながら圧倒的な恐怖感は必見。
  3. 『ノロイ』(2005)
    疑似ドキュメンタリー形式で描かれる超自然的な恐怖が、観客に現実の恐怖と錯覚させる。
    じわじわと迫りくる恐怖感がたまらない一作だ。

■作品を見るならU-NEXTがおすすめ

U-NEXTでは、豊富なホラー映画のラインナップが揃っており、自宅で気軽に極上の恐怖体験が楽しめる。

特に、過去の清水崇監督作品も揃っているので、『呪怨』や『みんなのうた』を見返して「あの子はだあれ」との繋がりを発見するのも一興だろう。

■まとめ

2024年の夏を彩るホラー映画『あの子はだあれ』は、単なる恐怖映画ではなく、深層心理に訴えかける緻密なストーリーテリングと卓越した映像・音響表現で観客を魅了する作品だ。

清水崇監督のホラー表現が存分に発揮され、観る者をリアルな恐怖の世界へ引き込むこと間違いなし!

ぜひ、映画館で絶叫上映を体験し、心臓が止まりそうな恐怖に打ち震えてみてほしい。

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